
子育てでお悩みのあなたへ。
お子さんを育てていらっしゃるお母さんたちに、朗報です。
お母さん、あなたは、家事や料理をがんばらなくても、子どもの面倒をちゃんとみなくても大丈夫です。
なぜなら、
お母さんは、ただ生きているだけでお母さんだから。
お母さんは、そのままで愛情だから。
だから、お母さんが笑っているだけで子育ては100%成立しています。
だから、いい塩梅に手を抜いてください。
そして、お母さんも好きなことをしてください。
そうやって、子どもから少し距離を置くんです。
ちょっと視線を逸らす程度でいいです。
逸らした分、自分に目を向けましょう。
そうすれば、
お母さんは幸せになり、子どもは黙っていても成長していきます。
これ、綺麗事なんかではありません。
私自身が経験したウソのような本当の話なんです。
ほんと、子どもとの間に程よい距離感を置くと、大人の想像以上にいろんなことができるということがわかります。
ただ、体が小さいだけなんです。
やってあげなくても、ちゃんとできます。
子どもって、ちゃんと自分のやるべきことをわかっているんですね。
はっきり言って、なんの心配もいりません。
そりゃ赤ちゃんの頃は、まだ何もできませんので、お母さんは助けてあげましょう。
だけど、保育園や幼稚園・小学校ともなれば、ほんと、温かく見守る程度でいいと私は思っています。
何かあったら、その時に考えればいい。
子どもがそこそこ大きくなったら、子育てはそのくらいのスタンスで十分です。
何も起こっていないのに、お母さんがのっけから心配していたら、子どもは本来の生きるチカラを出せなくなります。
これ、本当なんですよ。
心配することも、愛情があるからでしょと言われれば、確かにそうです。
でも、愛情があるなら、子どもを心配するのではなく、できる限り子どもを信じる方にエネルギーを注ぎませんか?
それも、「信じよう、信じよう」ではなく、子どもを笑顔で送り出したら、
「さて、私は◯◯しましょ」
と、いい意味で子どものことは置いておいて、仕事なり家事なり趣味なり、自分のことに集中するのです。
子育てがツラかった日々。
私は、以前、子育てに悩んでいました。
自分の子どもを育てることに、自信がなかったんです。
自信がないから、
子どもに全力で尽くしてしまう。
そんな母親でした。
頑張って、頑張って、頑張って疲れ切っていたその時、
長男が、学校に行けなくなってしまったのです。
不登校とまでは言いませんが、朝、登校するのを渋り、休んだり休まなかったりな日々が続いたのです。
しかし、担任の先生に聞くと、学校では元気に穏やかに過ごしているとのこと。
長男本人に聞いても、いじめられている様子もなく、苦手な授業はあってもそれなりに対応できている。
じゃあ、夫が単身赴任だから?
それとも、私が怒ってしまう時があるから?
もう、とにかく死ぬほど悩みました。
で・・・。
根本的な原因は、結局これでした。
長男いわく、
ママが笑っていない。
そんなこと?と思うでしょう。
私が笑っていないのは、やはり、子どもが心配だったから・・・。
でもそれは、イコール、
自分に自信がなかったから。
その頃の私は、自分を蔑ろにし、好きなこともせず、ただただ家族のためだけに動いていました。
なんか、自分の存在すらないような感覚でした。
それが自分の幸せだと勘違いしていました。
だけど、めちゃくちゃ怒りっぽかった。
毎日イライラしていた。
家族のために生きているのに、これが幸せなはずなのに、なんか心がモヤモヤする。
そしたら、長男がある朝、学校が怖いと言い出したのです。
私の心の苦しみを、長男が顕現し始めた瞬間でした。
親が苦しいと、子どもも苦しい。
親が幸せなら、子どもも幸せ。
とくに母親の影響は大きいです。
母なる大地なんてよく言いますが、ほんとその通り(笑)。
土が良ければ、野菜や米も美味しくなり、草花も美しく咲き誇ります。
それと同じで、母親がドーンと構えていれば、子どもは不安になることもない。
不安になっても、お母さんが愛を持って毅然と対応すれば、子どもは元気を取り戻せるようになるんだと強く実感しました。
子どもは、生まれる前から生きるチカラを持っている。
だから、大丈夫です。
小さければ小さいほど、手助けは確かに必要です。
そこは、ぜひやってあげてください。
でも、子どもが自分で考え、自分で行動するようになったときは、お母さんが手を出したい気持ちをグッとこらえる。
そうやって、放っておいてあげるのも愛情の一環です。
成長するチャンスだと思い、愛を持って見守ってあげてくださいね。
なんとなく、子育てブログのようになってしまいましたが、子育てをしている一人の人間として、どうしても伝えたかったのです。
子育てという環境でも、想定の法則は働いています。
お母さんであるあなたが、「私は在る(愛)」を理解することで、空回りしていた子育てが正しい方向へと回り出すようになります。