
願いを叶える「行動」の本質。
以前私は、想定の法則の説明で、願いが叶っている状態を意識の中で経験する以外、
何もする必要はない。
と、言いました。
でも、あなたはここで疑問に思ったのではないでしょうか。
「何もする必要はない?
願いを叶えるためには、行動しなきゃいけないんじゃないの?」
はい、もちろん行動ゼロでは願いは叶いません。
しかし、行動は行動でも、
現実をコントロールするような行動では、願いは叶いません。
これは、意識がまだ叶っていない状態のまま、現実世界で願いを叶えようと必死に行動して、願いが叶うのを待っている状態のことをさしています。
行動にはやはり、願いが叶っている状態の意識が伴っていなければいけない。
要は、
叶えよう叶えようと、暗中模索のまま必死になって頑張らないで。
ということ。
「何もする必要はない」は、そのことを言っているんです。
だから、まず意識世界で「私は、こうなる」と願いを決めること。
そしたら、
コーヒーでも飲んでください。
キッチンにある食器でも洗ってください。
子どもと公園で遊んできてください。
そうこうしているうちに、意識の中にあなたに想いが定まってきます。
すると、
あなたにとって必要な行動が、ちゃんとわかってきます。
もし、願いを決めた時点で今何をしたらいいかわかっているのなら、さっさと行動しちゃってください。
それは、
あなたの好きなことです。
ぜひ、夢中になってください。
願いを叶えるために、苦しまないで。
大半の人は、必死に頑張らなければ願いは叶わないと思っています。
本当はそういうことじゃないのに。
苦しみの先には、苦しみしかありません。
もちろん、願いを叶える過程で苦しむことも時にあります。
でも、それは「生みの苦しみ」です。
例えば、好きなことで行動していて、行き詰まった時などにそういう場面に出くわします。
だけど、心から好きなことだから乗り越えられる。
だから、願いは叶っていくのです。
しかし、好きでもないことで苦しんでいるのなら、それはただの苦しみです。
自分にとってなんの実にもならない苦しみを抱えていても、願いは遠ざかっていく一方です。
叶えたい願いがあるなら、
①まず、決める。
②そして、今あなたがやりたいことをする。
(願いに関係あることでも、関係ないことでもいい)
③あなたの思いが定まれば、必要な行動が見えてきたり、行動しなきゃいけない状況が起こったりする。
④そして、現実が変わる。
だから、とにかく自分を苦しめる行動をしないこと。
心地いい自分でいるための行動をするように心がけてくださいね。